今回は、メイクの必需品メイクブラシについてメイクアップアーティスト4人に聞いてみました。
皆さん共通してまず言われていたことは・・・・・・
「弘法は筆を選ばず」っていきなり古い言葉ですみません。
弘法は昔のえらーいお坊さんで弘法大師のことですね。あらゆることに通じていて中国から日本に当時の最先端のことを伝えた人。
書の大家としてもすごい人だということで、道具じゃないんだ使う人の腕なんだの意味で言われる言葉です。
でも、とんでもありませーん。それはもしかして弘法大師は筆を選ばなかったかもしれませんが、私たちは筆を選びます。
ある程度以上の品質のメイクブラシでないとまともにメイクは出来ない。ってことでした。
4人がそろって最低限持っておいて欲しいと言ったメイクブラシの種類は4つ。
大きめのブラシとして
「フェイスブラシ」と「チークブラシ」
小さめのブラシとして
「シャドウブラシ」と「リップブラシ」
これくらいは使わないとメイクはできない。
それで、選ぶ基準はと聞くと、
「毛先がカットされていなでふわっと柔らかい」
「毛先から根元へきれいなグラデーションになっている」
「手に押さえつけて弾力があり形がくずれない」
「手の甲ですべらせても密着している」
「手で触ってきもちがいい」
「上から見てきれいな形になっている」
それに加えて、毛質が重要。
「天然の毛が望ましい」
「シャドウブラシはコリンスキー(イタチ類)」でないと絶対にダメ
「フェイスブラシはヤギ類かウマ類」
「チークブラシはリス類かヤギ類、ウマ類でも良い」
「リップブラシは合成でも良いかも?」消耗品として使う
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■いずれにしろ、メイク製品に付いてくるブラシやチップではきれいなメイク■
■は出来ない。 ■
■上手にメイクするには道具としてある程度以上のブラシ類は必需品。 ■
■ヘタなブラシを使っていては、いつまでたってもメイクの腕があがらない。■
■時間の無駄ですと口をそろえて言っていました。 ■
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参考のために一般の人におすすめできるブラシの価格帯を聞いてみると
フェイスブラシで、7000円前後のもの
チークブラシで、5000円前後のもの
シャドウブラシで、3000円前後のもの
リップブラシで、2000円前後のもの
安くはないけどプロが進める平均した価格です。
このくらいの価格のものでないときれいなメイクは出来ないでとのこと。
いいものを思い切って買わなくちゃダメなんですね。
あとは、メイクブラシのお手入れですが、
「使うたびに手にたたいて、粉を落とす」ことと
「コットンパフにブラシの先をつけてくるくるまわして粉を落とす」それに
「汚れが目立ってきたら石けんになじじませてソフトに手洗い吊るして陰干し、洗ったあ
とは櫛でとかして形を整えておく」の3つ。
リップブラシにかぎっては、使うたびにテッシュで拭き取り石けんで軽く洗うのがプロのお作法とのことでした。
でも、一般の人は拭き取るくらいで、消耗品として考えて毛先がそろわなくなったら替え時として使うのが現実的なようです。
ブラシ類は手になじむ位い長く使うものだし、ましてある程度のものを使うとなると、日常の手入れをしっかりしておくことが大切ですね。
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