幼いころに鏡台からほのかに流れる良い香り。
早くお化粧をしてみたいと誰もが思ったことでしょう。
その香りが時として肌トラブルを起こすことがあるのです。
化粧品は良い香りがする。
そんなイメージから香料は欠かせないと多くの化粧品メーカーは考えてきました。
(原料の匂いを消すためにも)
香料を直接肌につけて、カブレたり、紫外線を浴びて起きたトラブルが時々みられます。
昔は香料といえば天然香料でしたが、今は大量生産やコスト面から合成香料が主力になっています。
香料は専門製造会社が造っていますので企業秘密のベールに包まれて、化粧品メーカーでも詳しいことはわからないことが多いのです。
最近では食品に許可されていないものが使われて、製品が回収されるなど問題になっています。
安全性を考えた化粧品では、香料を使わないのが主流になってきています。
香りはファッションの一つです。
香水やコロンは香りを楽しむもの。
せっかくの良い香りが化粧品の香料と混ざってしまっては台無しになってしまいます。
香料は光に反応して刺激物となり肌トラブルの原因になることが多いと広く知られてきたためにコットンに香りうつし直接肌につかないところに挟んだりする方法もよく言われています。
香水類は肌に直接つけないようにします。
化粧品は香料を使っていないものを選んでください。
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